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09月18日-01号

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  1. 千歳市議会 2018-09-18
    09月18日-01号


    取得元: 千歳市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-28
    平成30年 第3回定例会            平成30年第3回定例会             千歳市議会会議録          第1日目(平成30年9月18日) (午後1時03分開会) ○古川議長 ただいまから、本日をもって招集されました平成30年第3回定例会を開会いたします。 ただいまのところ、出席議員は23人であります。よって、議会は成立いたしました。 △市長の挨拶 ○古川議長 開議に先立ち、市長の御挨拶があります。 ◎山口市長 平成30年第3回定例会の開会に当たりまして、一言、御挨拶申し上げます。 議員の皆様におかれましては、お忙しい中、本定例会に御出席をいただき、まことにありがとうございます。 さて、去る9月4日に北海道を襲った台風21号及び9月6日に発生した平成30年北海道胆振東部地震は、道内各所に多くの被害をもたらし、住民生活に大きな影響を及ぼしたところであります。 特に、6日に発生した北海道胆振東部地震では、北海道で過去最大となる震度7を観測し、震源域では、大規模な土砂崩れや建物の倒壊により、41名の方のとうとい命が失われました。ここに、謹んで御冥福をお祈りいたします。 また、震源域では、今なお、多くの方々が避難所での生活を余儀なくされております。 被災された皆様や関係者の皆様に、心からお悔やみとお見舞いを申し上げるとともに、被災地への支援として、本市からも、給水、医療及び保育に係るスタッフを派遣しているところであり、一日も早い復旧、復興を切に願っているところであります。 本市においては、9月4日の台風21号では、暴風警戒発表と同時に災害警戒本部を設置し、情報収集に努めたところであり、この台風により、市内全域で倒木が確認され、支笏湖地区では、一時、通行どめや停電が発生しましたが、懸命な復旧作業により、翌5日には、国道276号線から順次開通するとともに、停電も解消したところであります。 また、農畜産業におきましては、収穫目前であった農作物の倒伏やビニールハウスの倒壊、畜産への被害も多数確認されておりますことから、引き続き被害状況について調査するとともに、今後、関係機関と連携しながら対応を図ってまいります。 さらに、9月6日午前3時8分、千歳市では過去最大となる震度6弱を観測した北海道胆振東部地震におきましては、速やかに災害対策本部を設置するとともに、情報収集に努め、自衛隊や警察など関係機関と連携を図りながら、災害対応に当たったところであります。 この地震により全道全域が停電となり、本市においても、多くの市民の生活に影響が及んだことから、市内45カ所に指定避難所を開設したほか、新千歳空港ターミナルビルの閉鎖等に伴い行き場を失った旅行者専用の避難所を2カ所開設し、随時、避難者の受け入れを行ったところであります。 避難所における給食支援等への災害派遣をいただいた陸上自衛隊北部方面隊並びに航空自衛隊千歳基地の皆様を初め、御支援いただきました関係者の皆様、また、全国各地からお見舞いや温かいお言葉をいただいた皆様に、心からお礼を申し上げます。 本市におきましては、幸いにも、建物の倒壊や人命にかかわるような大きな被害はなく、地震発生から2日後の9月8日には市内全域で電力が復旧したため、避難所を閉鎖し、公共交通機関も、順次、運行を開始するなど、徐々に市民生活も平穏を取り戻してきたところであります。 今後とも、市民の皆様におかれましては、平時における災害への備えを十分にしていただくとともに、いざというときには、御自身や御家族の身の安全を第一に考え、落ちついて適切な行動をとられますようお願いいたします。 市といたしましても、今後、早急に、このたびの地震への対応をよく検証、研究し、今後の災害対応及び防災対策に生かしてまいりたいと考えております。 また、昨日には、千歳市観光PR大使の水森かおりさんとともに、支笏湖を訪問してまいりましたが、地域は既に元気を取り戻しており、多くの観光客でにぎわいを見せておりました。大変うれしく感じたところであります。 今後とも、従前と変わりない元気な千歳に多くの方々が安心して足を運んでいただけるよう、皆様方の応援をお願いいたします。 本定例会には、報告8件、認定10件、議案14件を御提案申し上げております。 会期内には決算特別委員会の開催もあり、議員の皆様には、長期間にわたる議会となりますが、よろしく御審議、御決定くださいますようお願い申し上げ、開会の挨拶といたします。 どうぞよろしくお願いいたします。 ○古川議長 ただいまから、本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○古川議長 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 この定例会の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定に基づき、7番仲山議員、17番岡部議員を指名いたします。 △諸般の報告 ○古川議長 事務局長に諸般の報告をさせます。 ◎島事務局長 報告いたします。 報告すべき一般的事項につきましては、印刷してお手元に配付のとおりでありますので、朗読を省略させていただきます。 以上であります。 △日程第2 会期決定の件 ○古川議長 日程第2 会期決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。この定例会の会期は、本日から10月16日までの29日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○古川議長 御異議なしと認めます。 よって、この定例会の会期は、本日から10月16日までの29日間と決定いたしました。 △日程第3 行政報告 ○古川議長 日程第3 行政報告を行います。 △市長行政報告 ○古川議長 山口市長。 ◎山口市長 平成30年第2回定例市議会以降における諸般の行政を御報告申し上げます。 9月4日夜から北海道を襲った台風21号は、猛烈な風で各地に被害をもたらし、本市におきましても、多くの倒木や農業被害があったほか、支笏湖地域におきましては、国道や道道の通行どめや停電等の被害が発生しました。 また、9月6日3時8分には、平成30年北海道胆振東部地震が発生し、道内では、土砂崩れ等によりお亡くなりになった方もいるなど、多くの人的被害や建物被害等が発生したほか、本市におきましても、複数の方が軽傷を負われました。 ここに、犠牲となられました方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々に、心からお見舞いを申し上げます。 本市におきましては、地震発生後、速やかに災害対策本部を設置したところであり、自衛隊、警察などの防災関係機関と連携しながら対応してまいりましたが、活発な余震活動が続いたほか、北海道全域に及ぶ大規模な停電の発生など、市民生活に大きな影響が生じたところであります。 このことから、市では、指定避難所を開設し、市民の受け入れを行うとともに、新千歳空港やJR等の交通インフラの機能停止に伴う行き場のない旅行者についても受け入れたところであります。 今後も、市民の生命及び財産を守るため、防災にかかわる情報の収集、把握に努めるとともに、今回の災害を教訓に、引き続き市民の皆様の理解や協力を得ながら、防災関係機関等と連携し、災害に強いまちづくり、人づくりに努めてまいります。 このたび、千歳市功労者、長澤邦雄様が8月16日に御逝去されました。 長澤邦雄様は、学校医や千歳医師会の理事として、発育期にある児童生徒の健康管理に取り組むとともに、地域の公衆衛生の向上や発展に尽力されたその御功績はまことに大きなものがあり、心から御冥福をお祈り申し上げます。 北海道内7空港の一括民間委託につきましては、8月16日の第1次審査書類の提出期限までに4者からの応募があり、審査委員会による審査、選定作業を経て、9月12日、第2次審査へ進む3者が選定されました。 今後、第2次審査参加者との競争的対話や、対話を踏まえた提案審査が開始され、平成31年7月ごろに、優先交渉権者となる1者が選定される予定となっており、引き続き、国や北海道、関係自治体と連携し、本市を初め、北海道が将来にわたり持続的な発展を遂げるよう取り組んでまいります。 日米共同訓練は9月10日から、日豪共同訓練は9月5日から、それぞれ訓練が計画されておりましたが、9月6日に発生した地震の影響により、中止となりました。 市といたしましては、国の訓練計画公表以降、市民への周知のほか、関係機関との情報共有や騒音測定の準備などを進めてまいりましたが、9月6日に訓練中止の通知を受けたことから、速やかに市民や関係機関に対し周知を図ったところであります。 今後も、訓練計画の情報を得た際には、速やかに市民周知を図るとともに、市民の安全、安心が確保されるよう、適切に対応してまいります。 本市は、昭和33年7月1日の市制施行から60周年を迎える節目の年であることから、先人の御労苦に深く敬意と感謝の意を表し、これまでの歩みを振り返り、郷土愛を育むため、7月2日に、千歳市市制施行60周年記念式を議場において挙行いたしました。 市功労者の皆様を初め、北海道議会議員市議会議員の皆様など、約90名に御来場いただき、滞りなくとり行われました。 また、7月2日から13日まで、市役所1階市民ロビーにおいて、市の歩みを振り返る戦後の千歳パネル展を開催しました。 政府は、本年末を目途に、防衛計画の大綱の見直しを進めていることから、7月24日、北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会として、2年ぶりに、北海道の自衛隊を支える中央大会を東京都内において開催しました。 大会には、14名の国会議員を含む285名が参加し、我が国の防衛に果たす北海道の役割や重要性を提言するとともに、防衛省に対し、北海道の自衛隊の体制強化を求める要望活動を行いました。 また、大会に先立ち、千歳市における自衛隊の体制強化を求める期成会として、国会議員及び防衛省への要望活動を行い、防衛省に対する要望では、千歳市議会議員の有志の皆様にも御参加をいただいたところであります。 さらに、8月29日及び30日には、北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会の役員とともに、内閣官房及び防衛省を訪問し、菅内閣官房長官高橋防衛事務次官などに対し、改めて、自衛隊とともにまちづくりを進めてきた北海道民の思いを強く訴えてまいりました。 自衛隊の体制強化は、北の守りや災害対応はもとより、本市にとって、地域経済やまちづくりに大きな影響を及ぼす重要な課題でありますことから、今後も、国の動向を注視しながら、積極的な活動を展開してまいります。 9月2日、北ガス文化ホールにおいて、ダウン症者の書家である金澤翔子氏のお母様、金澤泰子氏を講師に迎え、共に生きる、ダウン症者の書家翔子と歩んだ道、という演題で御講演をいただきました。 講演会では、市内や近隣市町村から約400名の御来場をいただき、御息女の才能を開花させ、全国的に著名な天才書家として育て上げられた経験に基づき、親の立場から、ダウン症児者など、障がいのある方の自立や社会参加にかかわるお話を伺える貴重な機会となりました。 市といたしましても、今後も引き続き、障がいのある人もない人も、お互いに人格と個性を尊重し、ともに支え合い、住みなれた地域で暮らせる社会の実現に向けて、そのニーズを踏まえた福祉サービスの提供体制の確保と、地域で自立した生活を送ることができる環境づくりに努めてまいります。 8月18日、北ガス文化ホールにおいて、天使大学看護栄養学部教授の山口敦子氏を講師に迎え、こども食堂セミナーを開催しました。 セミナーには、こども食堂の運営者や、こども食堂に関心のある市民など約50名が参加し、成長期の子供に必要な栄養や献立のつくり方等について学ぶとともに、市内外でこども食堂を運営されている事業者お2人から、それぞれの活動内容や取り組みの成果、課題などを発表していただきました。 参加者からは、栄養バランスや食の大切さを再認識できた、将来的にこども食堂を始めたいなどの声が聞かれ、今後も、こども食堂の広がりに期待するとともに、市といたしましても、こども食堂の開設や運営等に関する情報提供を初め、こども食堂が継続するための取り組みを支援してまいります。 8月25日、北ガス文化ホール全館を会場に、市内9カ所の児童館による、千歳市市制施行60周年記念千歳市9館合同児童館まつりを開催し、約2,700名の市民に御来場いただきました。 今回は、祭りのテーマを、たいむすりっぷinこども時代村とし、日本の和をイメージした開村式では、和太鼓演奏や子供たちによる踊り、一輪車のステージ発表などを行ったほか、会場内には、時代村にちなんだゲームコーナーおもちゃづくり体験コーナーなど、多くのブースが軒を連ね、たくさんの子供たちに楽しんでいただいたところであります。 また、会場内では、毎年行っている親子deフリマを同時開催し、約560名の来場をいただき、子育て中の出店者と、児童館まつりに来場した保護者との交流の場にもなりました。 企画、運営に参加した子供たちや保護者の皆様、民生委員児童委員千歳更生保護女性会を初めとする地域ボランティア学生ボランティアの皆様に深く感謝申し上げます。 今後とも、全ての児童館において、子供たちが健やかに成長できるよう、遊びを通じた子供たちの居場所づくりを進めてまいります。 父親が楽しみながら子育てについて学ぶことで、積極的な育児参画が図られることを目的に、特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパン北海道支部の御協力のもと、よい父親ではなく、笑っている父親になろうをテーマに、全3回の父親の子育て応援セミナーを開催しました。 第1回目となりました7月27日には、ファザーリング・ジャパン代表理事の安藤哲也氏を講師に迎え、パパの“ホンネ”ママの“ホンネ”パパの育児を楽しむためにをテーマに、講話を通して、パパの子育てに関する知識を習得するとともに、ワークショップによって、参加者間の交流を深めました。 また、第2回目の9月2日は、子供と一緒に手軽にできる料理づくり体験、第3回目の9月16日は、親子でのスキンシップ遊びの実技体験とワークショップを行い、子育て中の父親とその家族、約120名の御参加をいただいたところであります。 今後とも、男性の育児参画の促進を図るため、子育て支援の充実に向けて取り組んでまいります。 千歳市民夏まつりにつきましては、心躍る 熱い夏 笑顔輝く 夏まつりをテーマに、7月14日から8月20日までの38日間にわたって開催されました。 期間中は、約5万名の集客があった、2018スカイ・ビア&YOSAKOI祭を初め、清流千歳川噴水フェスティバル、ちとせ川ビール祭り、新聞各社による花火大会、航空自衛隊千歳基地航空祭、各商店街の夏祭りなど、北海道の短い夏を彩る多くのイベントが繰り広げられ、市民や観光客などで大いににぎわいました。 最終日の千歳市民納涼盆踊り大会には、24団体と個人を合わせ約1,700名の参加があり、盛況のうちに夏まつりを終了することができました。 各商店街、企業、関係団体及び市民の皆様の熱意あふれる取り組みや御協力に対し、心から感謝申し上げますとともに、今後も、多くの市民が交流する場として、夏まつりの魅力向上に努めてまいります。 ことしは、雪解けが早く、春先の農作業は順調に進みましたが、6月に入ってから、長雨、低温、日照不足により、農作物の生育におくれが生じ、小麦は大幅な減収が見込まれているほか、飼料作物や、大根、ブロッコリーなどの野菜も影響を受け、品質や収穫量の低下が懸念されております。 また、台風21号による農作物の倒伏、ビニールハウスの倒壊や農業用倉庫の破損などの被害があり、さらに、北海道胆振東部地震において、停電の影響による生乳の廃棄などの被害が発生したところであります。 今後は、引き続き農業被害の状況を把握するとともに、その対応について、JA道央や石狩農業改良普及センターなどと協議をしてまいります。 企業誘致につきましては、札幌市に本社があります株式会社ブレンアップが、7月に本市と事業用定期借地権設定契約を締結し、流通業務団地に立地いたしました。 同社は、レンタカー事業を行っており、業務拡大のため、市内にあった営業所を移転、新築するものであります。 次に、千葉県に本社があり、8月に私みずからが訪問し、企業誘致活動を行った株式会社トランスウェブが、9月に本市と事業用定期借地権設定契約を締結し、美々ワールドに立地いたしました。 同社は、主に高級自動車の運送事業を行っており、操業開始時期は本年11月ごろと伺っております。 これにより、平成30年度の立地件数は4件となり、本市の産業振興に波及効果をもたらすとともに、今後の企業誘致に弾みがつくものと期待をしております。 このほか、企業誘致活動といたしまして、札幌市で7月に開催された北洋銀行ものづくりテクノフェア2018に、千歳科学技術大学と共同で出展したほか、東京都内において7月に開催された北海道ビジネスフォーラム、9月に開催された国際物流総合展2018に出展し、市内工業団地の特性や優位性をPRいたしました。 今後も、さまざまな機会を活用し、企業誘致活動を積極的に進めていくとともに、立地企業の振興等に取り組んでまいります。 平成30年度サンドレイク小学校交流事業として、6月11日から17日の日程で、姉妹都市のアンカレジ市から、サンドレイク小学校の児童17名、教員2名と保護者7名の、合わせて26名が本市を訪れました。 サンドレイク小学校の児童は、ホストファミリー市内小学生宅にホームステイしながら、ホスト児童が通う小学校での授業体験などを通じて、日本の文化や生活習慣に触れるとともに、友情のきずなを深めることができました。 今回の交流事業に当たり、児童を受け入れていただいたホストファミリーや多くの関係者の皆様に、心から感謝申し上げます。 本年は、ノルウェー王国コングスベルグ市との友好親善都市提携30周年の節目を迎えましたことから、9月2日から7日の日程で、議長を初め、ちとせホルメンコーレンマーチ大会関係者とともに、ノルウェー王国を訪問し、コングスベルグ市役所ノルウェー王国外務省ノルウェー王国スキー連盟、在ノルウェー日本国大使館を表敬してまいりました。 今回の訪問では、これまで、ちとせホルメンコーレンマーチの大会に、駐日ノルウェー王国大使館職員ノルウェー王国のプロのスキー選手が参加していただいていることに対して、感謝を申し上げるとともに、今後とも御支援いただけるようお願いしてまいりました。 また、両市の交流について意見交換を行うとともに、今後の友好親善関係をさらに深めていく内容の確認書に双方で署名を行いました。 本日、皆様に佩用していただいている、このバッジは、両市友好親善を記念して作成したもので、ノルウェーの方々に差し上げてまいりました。 本市への訪日外国人観光客の誘致をより促進するため、8月27日から9月1日の日程で、シンガポールとタイを訪問し、観光プロモーションを実施いたしました。 シンガポールでは、日本政府観光局シンガポール事務所及び北海道ASEAN事務所を訪問し、千歳の魅力や特色などをPRするとともに、今後の誘客に役立つ情報などを収集しました。 また、現地旅行会社においては、訪日外国人観光客によるFIT化が拡大している現状を踏まえ、ドライブ観光による市内観光施設への誘客を呼びかけたほか、シンガポール航空への訪問では、昨年11月から本年2月までの冬季限定で初めて就航した新千歳空港直行便の運航状況や今後の運航方針などについて、情報の収集を行うとともに、直行便運航の継続を要請いたしました。 タイでは、日本政府観光局バンコク事務所を訪問し、意見交換を行ったほか、現地旅行会社においては、訪日旅行商品造成に向けた観光PRを実施しました。 また、航空会社タイエアアジアXにおいては、直行便就航に対する感謝を述べるとともに、千歳の見どころについてPRを行ったほか、タイ人観光客のニーズや課題について、情報を収集したところであります。 今後におきましても、千歳観光連盟観光事業者などと連携した積極的な観光プロモーションを展開し、訪日外国人観光客の誘客に努めるとともに、交流人口の拡大や地域経済の活性化につながる取り組みを進めてまいります。 本年2月に、2020東京オリンピック競技大会における陸上ナショナルチームのマラソン、長距離、競歩種目の大会直前合宿地に本市が選ばれたところでありますが、選定以来初めて、公益財団法人日本陸上競技連盟による女子マラソンの2020東京オリンピックシミュレーション合宿が、7月27日から8月5日の日程で行われました。 この機会を捉え、国内のトップレベルで活躍されているマラソン、長距離の選手及びスタッフの皆様と市民との交流事業として、7月30日に青葉陸上競技場を会場としてランニング教室を実施したところ、小学生から60代までの幅広い年齢層の市民40名が参加し、トップレベルの選手の練習メニューを体験するとともに、走り方についてアドバイスを受けるなど、貴重な交流の機会となりました。 また、ナショナルチームにおける合宿としましては、8月25日から30日までの日程で、インドネシアのジャカルタにおいて開催されました第18回アジア競技大会の直前合宿として、競歩種目の選手及びスタッフが8月6日から20日まで本市に滞在し、最終的な調整を行った上で、大会に臨んだところであります。 合宿に参加された選手の大会結果につきましては、男子20キロメートルの部で山西利和選手が銀メダルを、女子20キロメートルの部で岡田久美子選手が銅メダルを見事獲得し、男子50キロメートルの部で丸尾知司選手が、男子20キロメートルの部で高橋英輝選手がそれぞれ入賞という、輝かしい成績を残しております。 今後とも、空路による首都圏からの移動時間が短く、冷涼な気候を有する本市の特性を生かした合宿誘致を促進し、市民スポーツの振興と交流人口の拡大に努めてまいります。 支笏湖のヒメマス釣りは、今年度も6月1日から解禁となり、8月31日に事故もなく無事終了しました。 漁獲数につきましては、昨年の5万4,512尾を大幅に上回る15万5,450尾となり、平成26年の15万8,741尾に次いで、調査開始以来2番目の釣果となったほか、1隻当たりの釣獲数は28.4尾と、調査開始以来最多となったところであります。 ヒメマス資源の保護、増殖につきましては、引き続き、国立研究開発法人水産研究教育機構北海道区水産研究所や北海道などからの助言をいただきながら、資源動向の把握に努め、支笏湖漁業協同組合などと連携を図りながら取り組んでまいります。 また、支笏湖産ヒメマスのブランド化を推進するため、6月に行われた支笏湖漁業協同組合総会において、支笏湖産ヒメマスの名称が支笏湖チップに決定されたところであります。 今後、この名称で地域団体商標登録の出願に向け、支笏湖漁業協同組合と連携して取り組んでまいります。 6月3日に開催された第38回千歳JAL国際マラソンは、1万999名の申し込みに対し、出走者数は、中国や台湾を中心とした過去最多の外国人ランナー250名を含む9,872名となりました。 当日は、天候にも恵まれ、国内外のランナーが自然あふれる林間コースを駆け抜け、盛会のうちに無事終了しました。 大会開催に当たり御協力いただいた市民ボランティアの方々を初め、大会を支えていただいた多くの皆様に感謝申し上げます。 また、セガサミーカップゴルフトーナメントの地域貢献事業として、セガサミーグループの支援をいただき実施している各種スポーツ教室千歳ジュニアスポーツフェスティバルは、小中学生を対象に5月13日から開催し、7月7日までに13種目の教室を終え、これまでの参加者数は933名となっております。 今年度は、来年2月にスキー教室も開催する予定であり、多くの子供たちの参加を期待しているところであります。 公共工事の進捗状況でありますが、防災行政無線デジタル化整備工事は、8月に入札を行い、落札業者と仮契約を締結しております。 また、市役所第2庁舎建設工事は、12月の完成に向け工事を進めているほか、毎年、計画的に実施している道路舗装補修事業、市道整備事業、市内公園整備事業につきましても、予定どおり工事を進めております。 このことから、上半期、4月から9月の目標であります発注率85%につきましては、達成できる見込みとなっております。 なお、未発注工事につきましても、計画に沿った発注に努めてまいります。 平成29年度の決算につきましては、一般会計で、歳入の確保とともに、経費の節減や創意工夫などに努めた結果、収支不足分として予算で措置した8億4,155万5,000円を財政調整基金から繰り入れることなく、決算を終え、実質収支額は6,748万6,000円の黒字となり、6特別会計においては、霊園事業特別会計で実質収支額ゼロ円、その他の5特別会計でいずれも黒字となり、特別会計の実質収支総額は4億244万4,000円の黒字となったところであります。 千歳市財政標準化計画を着実に推進した結果、資産、債務状況では、実質公債費比率や将来負担比率が前年度に比べ改善し、将来的な財政負担の軽減が図られておりますが、一方で、仮称、北陽小学校分離校建設工事や道央廃棄物処理組合焼却施設建設事業などの大型事業の実施が予定されており、新たな財政需要への対応も必要となっております。 今後も、多様で安定的な市民サービスを提供するため、強固で持続可能な財政基盤の確立を進めてまいります。 水道事業会計につきましては、有収水量が前年度を0.4%上回ったことから、給水収益は14億9,268万円と、対前年度比0.4%の増となったものの、石狩東部広域水道企業団拡張事業からの受水開始に伴い、平成27年度から増加した受水費の影響などから、単年度収支としては2億6,550万3,000円の純損失を計上いたしました。 その結果、未処理欠損金は、平成28年度からの繰越欠損金と合わせ2億9,191万2,000円となり、翌年度へ繰り越すこととしております。 下水道事業会計につきましては、有収水量が前年度を0.1%下回ったことから、下水道使用料は16億1,456万7,000円と、対前年度比0.2%の減となりましたが、単年度収支としては4億1,553万7,000円の純利益を計上いたしました。 その結果、未処分利益剰余金は、平成28年度からの繰越利益剰余金と合わせ4億6,922万7,000円となりましたが、このうち、剰余金処分として、減債積立金に1億6,550万円、建設改良積立金に2億5,000万円を積み立てることとしております。 なお、本年4月から、水道料金の引き上げ及び下水道使用料の引き下げを実施しましたが、今後とも、経費の節減などにより、より一層の経営の効率化に取り組むとともに、市民サービスの向上に努めてまいります。 病院事業会計につきましては、入院期間の短縮化や地域医療連携が進み、前年度に比べ、本院の入院患者数が1,373人、外来患者数が2,650人減少したものの、効率的で高度な医療の推進により、患者1人当たりの診療単価が上昇したことから、事業収益は1億7,622万4,000円の増加となっております。 一方、事業費用についても、診療体制の充実と勤務環境の整備に向け、外来、手術応援の出張医を増員したことや賃金改定の影響などにより、前年度に比べ1億3,704万7,000円の増加となり、単年度収支では938万8,000円の純損失を計上しましたが、前年度に比べ3,917万7,000円の収支改善を図ったところであります。 今後とも、医療を取り巻く情勢を的確に見きわめながら、中期経営計画の着実な取り組みにより、効率的な病院運営を推進し、健全で安定した経営基盤の確立に努めてまいります。 以上、申し上げて、行政報告といたします。 △教育行政報告
    ○古川議長 宮崎教育長。 ◎宮崎教育長 平成30年第2回定例市議会以降における諸般の教育行政を御報告申し上げます。 9月4日夜からの台風21号による影響につきましては、市内小中学校の敷地内で倒木が多数ありましたが、学校施設と社会教育施設への大きな被害はありませんでした。 このことから、5日は、停電等により、支笏湖小学校、東小学校、東千歳中学校は臨時休校としましたが、その他の小中学校は予定どおり授業を行い、社会教育施設についても、通常どおり開館しました。 また、9月6日3時8分に発生した平成30年北海道胆振東部地震では、発災直後から、職員及び小中学校の教職員、社会教育施設の指定管理者等による安全確認を行った結果、学校施設と社会教育施設に大きな被害はありませんでしたが、停電が市内全域に及んでいたこと、児童生徒の登下校の安全確保が困難であったことなどから、小中学校は6日及び7日を臨時休校とし、その後、電力が復旧し、学校施設と通学路の安全点検なども完了したことから、9月10日から授業を再開しました。 社会教育施設についても、安全点検が完了した施設から、順次、開館しております。 7月19日に開催された文化庁文化審議会世界文化遺産部会において、国指定史跡キウス周堤墓群を含む17の構成資産から成る、北海道、北東北の縄文遺跡群が、平成30年度の世界文化遺産の国内推薦候補として選定されました。 国においては、今後、北海道、北東北の縄文遺跡群と、世界自然遺産登録を目指す、奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島のいずれかを国内候補に選定し、来年2月1日までに、国際連合教育科学文化機関、ユネスコに推薦書を提出することとしており、引き続き、4道県で組織する縄文遺跡群世界遺産登録推進本部や関係自治体と連携し、推薦実現に向けた取り組みを進めてまいります。 7月31日に、平成30年度全国学力・学習状況調査における道内公立小中学校の結果が北海道教育委員会から公表されました。 今年度の調査は、国語、算数、数学に、3年に1度実施する理科を加えて行われました。 北海道の状況は、全国の平均正答率との差が中学校国語Aと理科で上回り、中学校国語Bで全国と同様になるとともに、他の教科では全国平均に達していないものの、小学校国語A、中学校数学Bで差が縮まったほか、小学校、中学校ともに、正答数の少ない児童生徒の割合が減少するなど、改善の傾向が見られております。 本市におきましては、中学校理科で全国の平均正答率を上回り、他の教科では全国平均に達していないものの、中学校の国語A、数学Bで差が縮まりました。 一方で、小学校では、国語B、算数Bで全国の平均正答率との差が拡大するなど、活用力の育成が課題となっております。 調査結果につきましては、8月末発行の教育委員会だより、からふるに概要を掲載し、保護者に周知したほか、より詳細な結果概要を9月14日に市のホームページで公表しました。 今後は、千歳市学力向上検討委員会を中心に結果分析を行い、具体的な改善策を検討し、児童生徒の確かな学力の向上に取り組んでまいります。 一般財団法人サークルクラブ協会及び公益社団法人日本海洋少年団連盟主催の第46回我ら海の子展において、東千歳中学校2年生の竹嶋真澄さんが金賞を、同じく東千歳中学校3年生の足立莉菜さん、中山芽映さんが銀賞を受賞しました。 また、公益社団法人北海道海事広報協会主催の第55回全道中学生海の絵画コンクールにおいて、東千歳中学校3年生の中山留位君が金賞を受賞しました。 7月15日から16日まで函館市で開催された第36回北海道小学生陸上競技大会において、千歳小学校6年生の福村優大君が、小学校6年生男子100メートルの部で2位に入賞し、8月17日から18日まで神奈川県横浜市で開催された第34回全国小学校陸上競技交流大会に出場しました。 8月3日から4日まで小樽市で開催された第39回北海道中学校剣道大会において、千歳中学校3年生の合田仁太郎君が、男子個人戦で2位となり、8月22日から24日まで岡山県岡山市で開催された第48回全国中学校剣道大会に出場しました。 夏休み期間中の7月24日から8月20日まで、千歳科学技術大学の学生37名の協力による学習サポート事業を、小学校9校、中学校3校の計12校で、1日2時間から3時間、延べ30日にわたり実施しました。 各学校では、教員が作成した指導計画を踏まえ、学生ボランティアの支援により、子供たち一人一人に応じた指導が行われました。 参加した児童生徒からは、一人一人にわからないところを教えてもらえるのでよかったなどの感想が聞かれ、ボランティアの学生からは、ボランティア経験をみずからのキャリア形成に生かしたいとの声が聞かれました。 英語でのコミュニケーション能力の育成を図る取り組みとして、夏休み期間中、外国人英語指導助手、ALTによる中学校外国語サポート事業を、中学校7校で、各1日実施しました。 参加した生徒からは、英語の勉強が重要だとわかった、個性豊かな先生がいておもしろかった、楽しく英語が話せた、また参加したいなどの声が寄せられました。 7月24日に、北海道教育大学札幌校教授の萬谷隆一氏、広島県呉市立呉中央小学校長の神笠雅司氏を講師に迎え、市内全小中学校の教職員を対象とした千歳市小中連携・一貫教育研修会を開催しました。 研修会では、本市の教育施策である小中連携一貫教育について、求められる背景や目的を初め、小中学校の教職員が互いの指導方法を理解し合い、授業改善を重ねることで、教育効果の向上につながることなど、理論と実践例を交えた御講演をいただき、教職員の小中連携一貫教育に対する理解の促進に資するものとなりました。 7月25日に、本年度の転入教職員を対象とした普通救命講習と食物アレルギー講習を実施しました。 普通救命講習は、千歳市消防署の協力により、心肺蘇生法やAEDの使用方法、異物の誤飲対応などについて、実技を学びました。 また、食物アレルギー講習は、市立千歳市民病院の医師を講師に、食物アレルギーに関する基礎知識として、発症時の症状や対処法を学んだほか、アナフィラキシーショックに対応するためのエピペン注射の使い方について、実習を行いました。 どちらの講習も、参加者みずからが必要性を認識した有意義なものとなり、今後も、児童生徒が安心して学校生活を送ることができるよう、継続的に実施してまいります。 7月26日に、教員のICT機器活用能力の向上を図るため、電子黒板、実物投影機の効果的な活用を学ぶ研修会を実施しました。 今後も、子供たちの学習に対する意欲や関心を高め、より効果的な授業が展開できるよう、ICT機器の活用を図ってまいります。 8月17日に、岐阜聖徳学園大学教授の玉置崇氏を講師に迎え、市民、保護者、学校関係者、教職員を対象とした千歳市小中連携・一貫教育講演会を開催しました。 講演会では、これからの時代を生きる子供たちに求められる資質、能力や、各中学校区で目指す子供像を共有することの大切さ、生きる力を育むために、9年間の一貫性、継続性を強める取り組みを吟味し、地域で一定の共通認識を持つことの大切さなどについて理解を深めました。 今後も、学校、家庭、地域が連携しながら、小中連携一貫教育の推進に向けた具体的な取り組みを進めてまいります。 9月7日に、千歳市青少年育成市民会議の内村喜郎様が、青少年健全育成功労者として、北海道社会貢献賞を受賞されました。 この賞は、青少年の健全育成に尽力され、功績が顕著である方に対し贈られるもので、全道で13名の方が受賞しております。 長年にわたって、青少年の指導、育成のための活動に貢献された御努力と御労苦に対し、心から敬意と感謝の意を表するところであります。 6月16日に、市民に家庭教育について考える機会を提供し、家庭や地域の教育力向上を図ることを目的とした家庭教育セミナーを、映画ビリギャルが語る!子どもの能力を引き出す周りの大人のあり方をテーマに、この映画のモデルとなった小林さやか氏を講師に迎えて、北ガス文化ホールで開催しました。 当日は、講師の体験をもとに、学年最下位の成績から、家族とともに力を合わせ、希望する大学に合格したエピソードなどが紹介され、会場に集まった294名の参加者は、子供の自己肯定感を高めることが子供の能力の発揮につながることや、それらを引き出す周りの大人のかかわり方などについて理解を深めました。 7月21日に、子供たちに英語に親しむ機会を与え、英語に対する興味や関心を高めることを目的に、小学5年生、6年生を対象としたイングリッシュキャンプを、支笏湖小学校などを会場に実施しました。 当日は、29名の児童が参加し、外国人英語指導助手が講師となって、英会話の学習を盛り込んだゲームなどを行い、楽しみながら英語への興味を深めました。 7月29日に、市立図書館において、第12回図書館まつりを開催しました。 当日は、しおりや折り紙の工作教室、図書館探検ラリーなどが行われたほか、日本の伝承文化である落語などの演芸会が行われ、来場された皆さんは、伝統的な話芸に興味深く聞き入っていました。 図書館まつりは、これまで、10月27日からの読書週間に合わせて開催していましたが、子供たちの参加が期待できる夏休み期間中に実施したところ、昨年度より179名多い744名の参加があり、図書館で楽しい時間を過ごしていました。 千歳市と指宿市の子供たちが、交流を通して、それぞれの地域や文化などに関する理解を深めることを目的とした青少年相互交流事業を、8月3日から3泊4日の日程で実施し、小学6年生の男子8名、女子8名、計16名が指宿市を訪問しました。 実施期間中は晴天に恵まれ、子供たちは、生活や文化、自然、言葉など、北海道との違いを肌で感じながら、ホームステイや全体交流を通して、指宿市の子供たちとの友情を深めました。 また、8月23日には事後研修会を開催し、子供たちが訪問中に行った自主研究について、実際に見て、触れて、体験したことを模造紙にまとめ、各自が工夫を凝らした発表を行いました。 7月24日から8月12日まで、埋蔵文化財センターにおいて、小学生以上の市民を対象に体験学習会を開催し、縄文土器づくり、石器づくり、まが玉づくりなどの制作体験を実施しました。 延べ162名の参加者が縄文の世界を楽しみ、石器づくりは最初は難しかったけど楽しかった、まが玉づくりは削るのが難しいけど楽しかった、またやりたいなどの感想が寄せられました。 以上、申し上げまして、教育行政報告といたします。 ○古川議長 これで、行政報告を終わります。 △日程第4 報告第1号 専決処分の報告について ○古川議長 日程第4 報告第1号専決処分の報告についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 ◎佐々木総務部長 報告第1号専決処分の報告について御説明申し上げます。 地方自治法第180条第1項の規定により、自動車運行上、発生した交通事故の損害賠償額の決定について、専決処分第5号として、平成30年7月25日に行ったものであります。 損害賠償の額は19万987円であり、内訳は、車両修理関係費であります。 損害賠償の相手方は、北広島市朝日町4丁目9番地2、野原健司様であります。 損害賠償の理由でありますが、平成30年5月29日午後3時ごろ、千歳市柏陽2丁目9番地、千歳市立泉沢小学校の駐車場において、建設部道路建設課の職員が運転する車両が、駐車中であった相手方の車両に接触した事故によって損害を与えたものであり、過失割合は、市側が10割であります。 以上が専決処分の内容でありますが、損害を与えました相手方並びに市民の皆様に深くおわびを申し上げます。 これまで、職員の交通事故防止に向けましては、安全運転研修など、機会あるごとに、安全運転を励行するよう注意喚起してきたところでありますが、このような事故を起こしましたことは、まことに残念なことであります。 今後も引き続き、公務員という立場を職員一人一人が自覚し、安全運転に心がけるよう指導してまいります。 以上、報告第1号について御説明申し上げました。 ○古川議長 ただいまから、質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古川議長 別に御発言がなければ、これで質疑を終わります。 この件は、これで報告済みといたします。 △日程第5 △報告第2号 健全化判断比率の報告について △報告第3号 資金不足比率の報告について ○古川議長 日程第5 報告第2号、第3号を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 ◎佐々木総務部長 報告第2号及び報告第3号について御説明申し上げます。 初めに、報告第2号は、健全化判断比率の報告についてであります。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成29年度決算に基づく健全化判断比率を、監査委員の審査意見をつけて御報告申し上げます。 まず、実質赤字比率につきましては、一般会計、土地取得事業特別会計、霊園事業特別会計のいずれも赤字が生じておりませんことから、赤字比率としては表示しておりません。 次に、連結実質赤字比率につきましても、一般会計等のほか、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計、水道事業会計、下水道事業会計、病院事業会計及び公設地方卸売市場事業特別会計のいずれも、赤字または資金不足を生じておりませんことから、赤字比率としては表示しておりません。 次に、実質公債費比率につきましては、9.5%となっており、前年度より0.4ポイント低下しております。 次に、将来負担比率につきましては、61.7%となっており、前年度より9.8ポイント低下しております。 なお、括弧内は早期健全化基準となっており、いずれの比率も基準を下回っております。 監査委員の審査意見につきましては、議案のとおりであります。 次に、報告第3号は、資金不足比率の報告についてであります。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成29年度決算に基づく資金不足比率を、監査委員の審査意見をつけて御報告申し上げます。 水道事業会計、下水道事業会計、病院事業会計及び公設地方卸売市場事業特別会計につきましては、いずれも資金不足を生じておりませんことから、数値としての表示はしておりません。 監査委員の審査意見につきましては、議案のとおりであります。 以上、報告第2号及び報告第3号について御説明申し上げました。 ○古川議長 ただいまから、質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古川議長 別に御発言がなければ、これで質疑を終わります。 この件は、これで報告済みといたします。 △日程第6 △報告第4号 例月現金出納検査の結果について(平成30年5月分) △報告第5号 例月現金出納検査の結果について(平成30年6月分) △報告第6号 例月現金出納検査の結果について(平成30年7月分) △報告第7号 財政援助団体監査の結果について △報告第8号 公の施設の指定管理者監査の結果について ○古川議長 日程第6 報告第4号から第8号までを議題といたします。 この件は、監査委員の報告であります。 ただいまから、直ちに質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古川議長 別に御発言がなければ、これで質疑を終わります。 この件は、これで報告済みといたします。 10分間休憩いたします。                        (午後2時01分休憩) (午後2時10分再開) ○古川議長 再開いたします。 △日程第7 △議案第1号 平成30年度千歳市一般会計補正予算について(第2回) △議案第2号 平成30年度千歳市国民健康保険特別会計補正予算について(第1回) △議案第3号 平成30年度千歳市介護保険特別会計補正予算について(第1回) ○古川議長 日程第7 議案第1号から第3号までを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 ◎佐々木総務部長 議案第1号から議案第3号までについて御説明申し上げます。 まず、議案第1号は、平成30年度千歳市一般会計補正予算(第2回)であります。 別冊の平成30年度千歳市各会計補正予算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。 歳入歳出予算の総額に、それぞれ2億2,395万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ399億4,883万3,000円としようとするものであります。 各事業の補正の内容でありますが、歳入歳出補正予算事項別明細書の歳出、8、9ページをお開きいただきたいと存じます。 2款総務費、1項総務管理費、6目財産管理費に1,353万5,000円の追加は、心のふるさと千歳基金積立金でありますが、ふるさと納税として909件、それ以外の寄附として3件の寄附があったことから、積み立てようとするものであります。 次に、8目企画費に20万5,000円の追加は、市民協働推進事業費でありますが、ふるさと納税として14件の寄附があったことから、みんなで、ひと・まちづくり基金に積み立てようとするものであります。 次に、15目渉外費に4万円の追加は、国際交流事業費でありますが、ふるさと納税として4件の寄附があったことから、ふるさと千歳国際交流基金に積み立てようとするものであります。 次に、22目諸費に1億1,987万6,000円の追加は、過年度税等還付金であります。 税還付金につきましては、法人市民税の中間申告に基づく納付税額が、その後の確定申告において減額となった企業が複数あることなどから、過年度税等還付金に不足が生じるとともに、国庫支出金及び道支出金についても、平成29年度に概算交付された国費及び道費が確定し、返還額が生じることから、不足額を追加しようとするものであります。 次に、3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費に38万5,000円の追加は、地域福祉振興基金積立金でありますが、ふるさと納税として28件の寄附があったことから、積み立てようとするものであります。 次に、3目老人福祉費に905万6,000円の追加は、先進的事業支援事業費であります。 国は、高齢者が住みなれた地域で生活を継続できるよう、地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みに対し交付金を交付することとしておりますが、今般、市内1事業者から要望のあった、既存高齢者施設等のスプリンクラー整備支援事業について、国から交付金の内示があったことから、施設整備に係る費用の一部に対する補助金を追加しようとするものであります。 次に、6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費に40万円の追加は、農業振興基金積立金でありますが、ふるさと納税として30件の寄附があったことから、積み立てようとするものであります。 次に、7款1項商工費、3目観光費から16万2,000円の減額及び歳出科目の変更は、外国人旅行者受入環境整備事業費であります。 本事業は、外国人旅行者を市内に回遊させるため、公衆Wi-Fiを千歳駅周辺及び支笏湖温泉地域に、総務省の補助を受け整備する事業でありますが、当初予算においては、自立柱などを設置する土木工事を想定しておりましたが、総務省と補助内容の調整を行った結果、既存の電柱を活用し、LANケーブルの配線を行うことにより、対象エリアの拡大と整備費用の低減が図られる見通しとなったことから、工事請負費を全額減額し、LAN環境整備に要する経費を委託料に変更しようとするものであります。 次に、8款土木費、2項道路橋梁費、2目道路橋梁維持費に7,820万4,000円の追加でありますが、初めに、道路維持管理業務経費に5,859万7,000円の追加につきましては、本年3月上旬に発生した著しい寒暖差による凍結などにより、市道全体の損傷が進んでいることから、道路パトロールの体制を強化し、重点的に損傷箇所の発見に努め、順次、穴埋め等の作業を実施しておりますが、今後、必要となる予算に不足が生じる見込みであるとともに、北海道が定める労務単価が本年3月に引き上げられたことにより、委託料に不足が生じる見込みとなったことから、不足額を追加しようとするものであります。 次に、10、11ページをお開きいただきまして、除排雪事業費に1,960万7,000円の追加は、本年3月の労務単価引き上げに伴い、必要な事業量を確保するため、不足額を追加しようとするものであり、次の3項1目河川費に69万3,000円の追加、河川維持補修業務経費につきましても、労務単価引き上げに伴い、不足額を追加しようとするものであります。 次に、10款教育費、1項教育総務費、1目教育委員会費に172万1,000円の追加は、修学支援事業費でありますが、ふるさと納税として70件、それ以外の寄附として6件の寄附があったことから、奨学基金に積み立てようとするものであります。 以上、歳出に2億2,395万3,000円を追加し、歳出合計を399億4,883万3,000円としようとするものであります。 補正額の財源内訳のうち、一般財源1億9,865万5,000円につきましては、6、7ページの歳入の事項別明細書をお開きいただきたいと存じます。 19款繰入金、1項基金繰入金、1目1節財政調整基金繰入金1億9,865万5,000円を充当することとしております。 なお、今回の補正予算後の財政調整基金の年度末残高は29億4,332万円程度となる見込みであります。 次に、4ページをお開きいただきまして、第2表は地方債補正であります。 1の変更といたしまして、起債の目的、観光事業の限度額を680万円から650万円に変更しようとするものであります。 以上が、一般会計補正予算の内容であります。 続きまして、13ページをお開きいただきまして、議案第2号は、平成30年度千歳市国民健康保険特別会計補正予算(第1回)であります。 歳入歳出予算の総額に、それぞれ367万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ79億9,648万4,000円としようとするものであります。 補正の内容でありますが、歳入歳出補正予算事項別明細書の歳出、20、21ページをお開きいただきたいと存じます。 8款諸支出金、1項償還金、利子及び割引料、6目その他償還金に367万8,000円の追加は、国庫支出金等精算返還金であります。 平成29年度に概算交付された国庫支出金の補助金額が確定し、過年度返還金が生じることから、不足額を追加しようとするものであります。 以上、歳出合計に367万8,000円を追加し、歳出合計を79億9,648万4,000円としようとするものであります。 補正額に係る一般財源367万8,000円につきましては、18、19ページの歳入の事項別明細書をお開きいただきまして、6款1項1目繰越金、1節前年度繰越金367万8,000円を充当することとしております。 以上が、国民健康保険特別会計補正予算の内容であります。 続きまして、23ページをお開きいただきまして、議案第3号は、平成30年度千歳市介護保険特別会計補正予算(第1回)であります。 歳入歳出予算の総額に、それぞれ6,004万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ54億246万8,000円としようとするものであります。 補正の内容でありますが、歳入歳出補正予算事項別明細書の歳出30、31ページをお開きいただきたいと存じます。 6款諸支出金、1項償還金、利子及び割引料、2目償還金に6,004万7,000円の追加は、国庫支出金等精算返還金であります。 平成29年度の介護給付費及び地域支援事業費等が確定し、概算交付されていた国庫支出金、道支出金及び支払い基金交付金の過年度返還金が生じることから、不足額を追加しようとするものであります。 以上、歳出合計に6,004万7,000円を追加し、歳出合計を54億246万8,000円としようとするものであります。 補正額に係る一般財源6,004万7,000円につきましては、28、29ページの歳入の事項別明細書をお開きいただきまして、7款1項1目繰越金、1節前年度繰越金6,004万7,000円を充当することとしております。 以上、議案第1号、議案第2号及び議案第3号につきまして御説明申し上げましたが、よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ○古川議長 ただいまから、質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古川議長 別に御発言がなければ、これで質疑を終わります。 △補正予算特別委員会の設置について ○古川議長 お諮りいたします。 この3件の議案については、この議会に13人で構成する補正予算特別委員会を設置し、付託の上、審査することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○古川議長 御異議なしと認めます。 よって、この3件の議案については、この議会に13人で構成する補正予算特別委員会を設置し、付託の上、審査することに決定いたしました。 △補正予算特別委員会委員の選任について ○古川議長 お諮りいたします。 ただいま設置されました補正予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定に基づき、2番岩満議員、3番飯田議員、4番吉谷議員、5番今野議員、9番末村議員、10番山口議員、12番北山議員、13番松隈議員、14番宮原議員、15番松倉議員、17番岡部議員、20番香月議員、22番落野議員、以上、13人を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○古川議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名しました13人を補正予算特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。 △日程第8 △議案第4号 千歳市議会議員及び千歳市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について △議案第7号 財産の取得について △議案第8号 財産の取得について △議案第9号 財産の取得について △議案第10号 工事請負契約の締結について ○古川議長 日程第8 議案第4号、第7号から第10号までを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 ◎佐々木総務部長 議案第4号、議案第7号から議案第10号までについて御説明申し上げます。 初めに、議案第4号千歳市議会議員及び千歳市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。 提案の理由でありますが、公職選挙法の一部改正に伴い、選挙運動用ビラの作成に係る公費負担及び公費負担額に所要の改正を行うため、本案を提出するものであります。 改正の内容につきましては、お手元に配付の議案第4号資料、新旧対照表により御説明申し上げます。 初めに、第6条の改正は、千歳市議会議員の選挙における選挙運動用ビラ4,000枚分について公費負担に加えるための改正であり、第8条の改正は、千歳市議会議員の選挙における選挙用ビラの作成単価を7円51銭とするための改正であります。 議案に戻っていただきまして、附則でありますが、第1項では、この条例の施行期日を平成31年3月1日とすることとし、第2項では、この条例による改正後の規定は、施行の日以後、その期日を告示される選挙について適用し、施行日の前日までにその期日を告示された選挙については、なお従前の例による旨の経過措置を定めております。 以上が、議案第4号の内容であります。 次に、議案第7号財産の取得について御説明申し上げます。 提案の理由でありますが、避難用車両を取得するため、本案を提出するものであります。 財産の種類及び数量は、避難用車両2台、取得の相手方は、千歳市北信濃776番地の10、株式会社井坂商会、代表取締役井坂好伸様であります。 取得予定価格は、消費税込みで5,162万4,000円、取得目的は災害対策用、契約方法は指名競争入札で、8月7日に入札を実施し、8月8日付で仮契約を締結しております。 次に、議案第8号財産の取得についてであります。 提案の理由は、小学校コンピュータ教室用コンピュータ等を取得するため、本案を提出するものであります。 財産の種類及び数量は、小学校コンピュータ教室用コンピュータ等一式、取得の相手方は、千歳市末広2丁目3番16号、株式会社かなまる、代表取締役金丸定雄様であります。 取得予定価格は、消費税込みで9,072万円、取得目的は学校施設整備、契約方法は指名競争入札で、8月23日に入札を実施し、8月24日付で仮契約を締結しております。 次に、議案第9号財産の取得についてであります。 提案の理由は、小学校校務用コンピュータ等を取得するため、本案を提出するものであります。 財産の種類及び数量は、小学校校務用コンピュータ等一式、取得の相手方は、札幌市中央区北4条西6丁目北海道自治会館内、北海道市町村備荒資金組合、組合長菊谷秀吉様であります。 取得予定価格は、消費税込みで8,069万7,600円、取得目的は学校施設整備、取得方法は、防災資機材譲渡事業に基づく譲り受けであり、8月22日付で相手方から防災資機材譲渡決定通知書を受領しております。 次に、議案第10号工事請負契約の締結についてであります。 提案の理由は、防災行政無線デジタル化整備工事の請負契約を締結するため、本案を提出するものであります。 工事名は防災行政無線デジタル化整備工事、工事場所は千歳市内一円、契約の方法は制限つき一般競争入札、請負金額は、消費税込みで2億5,983万7,200円であります。請負契約者は、パナソニックシステムソリューションズジャパン・イーシーアイ特定共同企業体で、代表者は、札幌市豊平区月寒中央通11丁目7番40号、パナソニックシステムソリューションズジャパン株式会社北海道社、社長古神和也様、構成員は、千歳市寿3丁目11番20号、株式会社イーシーアイ、代表取締役山本和宏様であります。 なお、本工事の入札は8月3日に実施し、8月22日付で仮契約を締結しております。 以上、議案第4号、議案第7号から議案第10号までについて御説明申し上げましたが、よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ○古川議長 ただいまから、質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古川議長 別に御発言がなければ、これで質疑を終わります。 この5件の議案については、お手元に配付しております議案付託表のとおり、総務文教常任委員会に付託いたします。 △日程第9 △議案第5号 千歳市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について △議案第6号 千歳市廃棄物の処理等に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○古川議長 日程第9 議案第5号、第6号を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 ◎上野子ども福祉部長 私からは、議案第5号千歳市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。 初めに、提案理由でありますが、本年4月27日に、国の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正が公布、施行されたことに伴い、家庭的保育事業者等における保育所等との連携並びに食事の提供の特例及び経過措置に所要の改正を行い、あわせて条文の整備を行うため、本案を提出するものであります。 条例の改正内容につきましては、お手元に配付の議案第5号資料の新旧対照表により御説明申し上げます。 まず、第6条第1項の改正につきましては、条文の適用範囲を整備するとともに、代替保育の定義を第6条全般に適用するため、条文を整備するものであります。 次に、1ページから2ページにかけまして、第6条第2項及び第3項の追加でありますが、家庭的保育事業等は、保育の支援、代替保育及び卒園後の受け入れ先の確保について連携協力を行う保育所、幼稚園または認定こども園を連携施設として確保しなければならないと規定されておりますが、このうち、代替保育につきましては、連携施設の確保は困難で、かつ、要件を満たす場合は、連携施設以外の保育事業者からの確保を可能とするものであります。 次に、2ページの第16条第2項第4号の追加でありますが、食事の提供につきましては、特例として、連携施設などからの搬入を認めておりますが、保育所、幼稚園、認定こども園等から調理業務を受託している事業者のうち、市長が認める事業者からの搬入も可能とするものであります。 次に、2ページから3ページにかけまして、第22条及び第23条第1項、第2項の改正は、条文を整備したものであります。 次に、第23条第3項の改正は、附則の追加に伴う改正であります。 次に、附則第4項の追加は、本条例の施行日以後に認可を得た家庭的保育事業者に対する、事業所内での調理に関する規定の経過措置期間を、施行日から起算して5年から10年に延長するものであります。 議案に戻っていただきまして、附則になりますが、この条例は、公布の日から施行することとしております。 以上、議案第5号について御説明申し上げましたが、よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ◎鈴木市民環境部長 私からは、議案第6号千歳市廃棄物の処理等に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。 提案の理由でありますが、事業系一般廃棄物処理手数料及び、し尿処理手数料並びに産業廃棄物の処分に係る費用を引き上げるため、本案を提出するものであります。 条例改正の内容につきましては、お手元に配付の議案第6号資料の新旧対照表により御説明申し上げます。 別表第1、事業系一般廃棄物処理手数料の項中120円を180円に改め、同表、し尿処理手数料の項中275円を375円に、175円を250円に改めるものであります。 次に、別表第2中171円40銭を251円40銭に、180円を260円に、170円を250円に改めるものであります。 次に、議案に戻っていただきまして、附則につきましては、施行期日は、平成31年4月1日から施行することとしております。 次に、経過措置につきましては、この条例による改正後の手数料及び処分費用は、この条例の施行の日以後の処理に係る手数料及び処分に係る費用について適用し、同日前の処理に係る手数料及び処分に係る費用については、なお従前の例によるものとしております。 以上、議案第6号について御説明申し上げましたが、よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ○古川議長 ただいまから、質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古川議長 別に御発言がなければ、これで質疑を終わります。 この2件の議案については、お手元に配付しております議案付託表のとおり、厚生環境常任委員会に付託いたします。 △日程第10 △議案第11号 公立大学法人公立千歳科学技術大学定款の制定について △議案第12号 負担付きの寄付の受納について △議案第13号 財産の出資について ○古川議長 日程第10 議案第11号から第13号までを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 ◎伊賀企画部長 私からは、議案第11号から議案第13号まで御説明申し上げます。 初めに、議案第11号公立大学法人公立千歳科学技術大学定款の制定について御説明申し上げます。 提案の理由でありますが、公立大学法人公立千歳科学技術大学定款を定めるため、本案を提出するものであります。 定款の内容につきましては、議案により御説明申し上げます。 この定款は6章立てであり、初めに、第1章、総則でありますが、第1条は、公立大学法人の目的を、第2条は、公立大学法人の名称といたしまして、公立大学法人公立千歳科学技術大学とし、第3条は、公立千歳科学技術大学を千歳市に設置することを、第4条は、法人の設立団体を本市と定め、第5条は、法人の事務所の所在地を、第6条は、法人の種別を、第7条は、公告の方法として、千歳市の事務所及び法人の事務所の掲示場に掲示することを規定しております。 次に、第2章、役員及び理事会でありますが、第8条は、役員の定数として、理事長1人、副理事長1人、理事3人以内及び監事2人以内を法人に置くことを定め、第9条は、役員の職務及び権限を、第10条は、監事の理事長等への報告義務を、第11条は、理事長の任命は法人の申し出に基づき市長が行うことを定め、第2項として、理事長は大学の学長となることを規定するものであります。 第12条は、学長となる理事長を選考する理事長選考会議について定め、第13条は、理事長以外の役員の任命について規定し、第14条は、役員の任期を、第15条は、役員の解任要件を、第16条は、重要事項の判断を合議制とする理事会の設置及び構成について規定するものであります。 第17条は、理事会の招集及び議事について、第18条は、理事会の議決事項について規定しております。 次に、第3章、審議機関でありますが、第19条は、法人の経営に関する重要事項を審議する経営審議会の設置及び構成を定め、第20条は、その招集及び議事を、第21条は、経営審議会の審議事項を規定し、第22条は、大学の教育研究に関する重要事項を審議する教育研究審議会の設置及び構成を定め、第23条は、その招集及び議事を、第24条は、その審議事項を規定するものであります。 次に、第4章は、業務の範囲及び執行であります。 第25条は、法人が行う業務の範囲を、第26条は、法人の業務の執行に関し必要な事項については、本定款に定めるもののほか、法人が定める業務方法書に定めることを規定するものであります。 次に、第5章、資本金等でありますが、第27条の資本金については、新たに設立する法人が業務を確実に実施するために必要な財産的基礎として、次ページに記載の別表第1及び別表第2に土地と建物を規定するものであります。 お戻りいただきまして、次に、第28条は、法人の解散に伴う残余財産の帰属先を本市と定めるものであります。 第6章は、委任でありますが、第29条は、規程への委任として、法人の運営に関し必要な事項は、この定款及び業務方法書に定めるもののほか、法人の規程で定めることを規定するものであります。 次に、附則といたしまして、第1項は、施行期日を法人の設立の日からとすること、第2項は、法人の設立後における最初の理事長の任命に関する特例を、第3項は、最初の学長となる理事長の任期の特例を、次ページの第4項は、最初の教育研究審議会に関する特例を、第5項は、最初の教育研究審議会委員の任期の特例を規定するものであります。 議案第11号は、以上であります。 続きまして、議案第12号負担付きの寄附の受納について御説明申し上げます。 提案の理由でありますが、負担つきの寄附の申し出があった土地及び建物を受納するため、本案を提出するものであります。 負担つきの寄附の受納内容につきましては、議案により御説明申し上げます。 初めに、1、受納する土地といたしましては、所在地が千歳市美々758番25、同758番65、同758番90、同758番99の4筆で、地目は、4筆とも宅地であります。 地積は、4筆合計して27万4,230平方メートル19であります。 次に、2、受納する建物といたしましては、所在地が千歳市美々758番地65、名称は、校舎(本部棟)のほか4施設、次に、所在地が千歳市美々758番地90、名称は、校舎(研究実験棟)のほか5施設、次ページをお開きいただき、所在地が千歳市美々758番地99、名称は、クラブ棟2(馬場)であり、全ての建物の床面積の合計は2万910平方メートル95であります。 次に、寄附者でありますが、住所が千歳市美々758番地65、学校法人千歳科学技術大学、理事長伊澤達夫様であります。 次に、寄附の条件でありますが、受納した土地及び建物を公立大学法人公立千歳科学技術大学の設立のために出資することが条件であります。 議案第12号は、以上であります。 続きまして、議案第13号財産の出資について御説明申し上げます。 提案する理由でありますが、土地及び建物を出資するため、本案を提出するものであります。 財産の出資内容につきましては、議案により御説明申し上げます。 出資する土地と建物につきましては、さきに御提案申し上げました議案第12号負担付きの寄附の受納と同様の内容でありますので、説明を省略いたします。 次ページの評価額についてでありますが、法令に基づき、公立大学法人設立日時点における土地、建物の評価額につきましては、土地が22億8,210万円、建物が23億9,290万円であります。 次に、出資の相手方でありますが、千歳市美々758番地65で新たに設立予定の公立大学法人公立千歳科学技術大学であります。 以上、議案第11号から議案第13号まで御説明申し上げましたが、よろしく御審議、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ○古川議長 ただいまから、質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古川議長 別に御発言がなければ、これで質疑を終わります。 この3件の議案については、お手元に配付しております議案付託表のとおり、千歳科学技術大学の公立大学法人化に関する調査特別委員会に付託いたします。 △日程第11 議案第14号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて ○古川議長 日程第11 議案第14号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 ◎山口市長 議案第14号は、教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてであります。 教育委員会委員に次の者を任命したいので、議会の同意を求めるものであります。 住所、千歳市支笏湖温泉番外地、氏名、佐々木義朗さん、生年月日、昭和38年1月11日であります。 提案の理由でありますが、佐々木義朗教育委員会委員の任期が平成30年9月30日をもって満了となりますことから、後任委員を任命するため、本案を提出するものであります。 よろしく御審議、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ○古川議長 ただいまから、質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○古川議長 別に御発言がなければ、これで質疑を終わります。 お諮りいたします。この議案については、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○古川議長 御異議なしと認めます。 よって、この議案については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。 ○古川議長 ただいまから、採決を行います。 お諮りいたします。議案第14号教育委員会委員の任命につき同意を求めることについては、これに同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○古川議長 御異議なしと認めます。 よって、この議案は、これに同意することに決定いたしました。 △日程第12 休会の件 ○古川議長 日程第12 休会の件を議題といたします。 お諮りいたします。明9月19日から21日までの3日間は、委員会開催及び議案調査のため休会したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○古川議長 御異議なしと認めます。 よって、明9月19日から21日までの3日間は、委員会開催及び議案調査のため休会することに決定いたしました。 なお、9月22日から24日までの3日間は、会議規則第10条第1項の規定に基づき、休会といたします。 ○古川議長 本日は、これで散会いたします。 9月25日は、午後1時から会議を開きます。 議事日程は、当日配付いたします。 なお、一般質問の通告期限は、明9月19日の12時までとなっておりますので、よろしくお願いいたします。 御苦労さまでした。                        (午後2時47分散会)...